2016年10月20日木曜日

物語を演じさせて

人気も実力も全然ないけど、嘘だけはなく歌を歌っているつもりです。


漠然と「自分の曲は良い曲だ」「自分の声はいい声だ」などと
ちょっと前までは信じていたけれど、そんな自信も今ではあんまりありません。


それでも歌を歌いたいと思うのは何なんだろうな。



って思うでしょう。






俺もです。笑





なんでだっけなって思い返すと、
答えはいっつも歌ってきたところにちゃんとありました。


知らなきゃ良かったと思うほどの蜜が、
何もかも報われるようなステージ上の蜜が、
あまりに甘かったんだっけなと。


今年6月のレコ発ライブでね、
いっつも自分のことしか考えてない俺が、もう自分のことなんかどうでもいいと思えたのは、この蜜をくれた会場の人たちのために死ぬ気で歌いたいと思えたからです。


こんなね、
世界の、日本の、関東の、埼玉の、ただただ売れない男の歌に、

ごくたまーに好きだと言ってくれる人たちがいる。


「今日来てよかった」
の一言で、ライブしたいって思える。
お世辞だろうがなんでもいいんだよな、それを信じちゃうから。


そんなことを、また少し忘れかけていた気がする。


ダメな人間だろうとも、クズみたいな人間だろうとも、「これ」と思ったものだけはちゃんと取り組めばギリギリ、もうほんとギリッギリだけどセーフ

という持論。
いや。逃げの一手。


それすら守れないでどうすんだ俺。


なんとなく聞いた、自分のアルバムに喝を入れてもらいました。


ワンマンまであと1ヶ月。
当日もだけど、当日までにも、全部出し切るつもりで頑張ります。



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